ネット情報の読み方
2009.5.20
インターネット上の情報を読んでいく上で大切なことってなんでしょう。
やはり一言でいえば「そこに書いてあることを鵜呑みにしない」ことでしょう。
インターネットが普及していない20世紀に人々が情報を手に入れる手段というのは限られていました。テレビ・新聞・雑誌・書籍、がその代表です。
それらメディアは編集がなされているが故に、ひとつの欠点を持ちます;
バイアス、かたより、主張が入っている、ということです。
21世紀になって、インターネットが普及してきて人々はよりバイアス、かたよりの少ない情報を手に入れることができました。このこと自体は慶賀すべきことですよね。だって、
情報操作
されたりすることがより少なくなったわけですから。ニュース一つ取ってみても、様々な角度から検証が可能となりました。もちろんテレビ・新聞は未だ存在しており一定の影響力をもっていますが、その情報をチェックできるメディアを一般市民が手にしています。いわずもがなインターネットのことですね。
では、そのインターネット上の情報は上記既存メディアと比べて何が違うのでしょうか。
組織的な編集がなされていないので、その情報の質の面でかなりばらつきがある。
これに尽きますね。よってそこから派生する要件はただ一つ。
インターネットは手軽に情報が見られて便利だ。しかし、情報の質にムラがあるので、その受け取り手、すなわち個人が情報を「どう=how」読んで行くのかが重要である。
これは厳しい現実を表した言葉でもあります。つまり、鵜呑みにする人はジャンクな情報を掴んで、惨めな結果を引き起こしかねない。情報の深度が分かる人は便利なインターネットを有効活用できる、というわけです。
では次の設問。
「どうやったら情報を深読みできるようになるのか。普通の記事を漫然と読んでいるのとは違う読み方があるのだろうか」。
これは私自身昔年の疑問でした。諜報機関じゃあるまいし、我々が触れることができるのは一般的な情報です。問題はこれをどうやって組み合わせて、意味のあるモノに変えられるか、ですよね。周囲の発言を注意深く観察してみても、やはり深く情報を整理し付加価値を加味している人となんだか受け売りのことばをそのまましゃべっている人がいます。
その違いはなんなのか。前者が特別な情報源を持っているとは思えないし・・・。
最近偶然いい本に出会いました。その本の要旨をまとめます。
1.まずは自分の理解度を人に話すことで計る。
→そもそも理解度には、濃淡がある。
2.チャートをつくって、隣通しの論理を通す。
→ただし、もう一度独立と従属を考える。
3.仮説と現実を比較して、より説得力を持つのはどちからを計る。
どんな分野の情報でも実は溢れるほど身近にある。それを工夫して、自分なりのゆがみの少ない情報の基盤を作っていきたいものです。
※ただし、矛盾を矛盾のまま取り扱う、という武道の教えもあります。つまり論理にも限界があり、身体性が不可欠なのだと思います。論理にも窓が開いている。これはまた別のテーマです。
日付:2009/05/20 01:03



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