ネットの海を泳ぐ方法
2009.6.19
インターネットって怖いなーと思ったことありませんか。
曰く、
携帯サイトの掲示板(BBC)に書き込みをしたところ、無視され続けたから犯行予告を書いた。
著名な女性アナウンサーは自殺する前に自己のブログに疲労感からの自己嫌悪を綴っていた。
などなど・・・・。
インターネットって便利なのは分かるけど、なんだか気味の悪い人たちも沢山参加しているらしい。ネット難民なんて言葉も聞くし、そんな人たちが徘徊しているネットの海をどのように渡っていったらいいのか・・・・と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
インターネットでの閲覧だけでなく、ちょっと一歩踏み込んで自分からの情報発信をしてみたい、という方に向けて一つご提案がございます。
どうやって、ネットと付き合っていったらいいのか。
細かいヒントやトリビアルな技術ではなく、大きな心構えとしてどのような原則があるのか。応用範囲の広い、そんな枠組みについて僭越ながらお応えいたします。
原則1.丁寧な言葉で語りかける。古代から、
「鬼神は敬してこれを遠ざく」
っていいますよね。つまり、敬語や丁寧語を駆使することで、魑魅魍魎が跋扈するネットとの関係をほどよい距離感に保つことになります。敬語により距離感を保つことで、要らざる中傷や変な事件に巻き込まれたりすることを事前回避していくのです。戦略的に敬語を遣う、といってもいいかも知れません。
ナマの言葉を使ってネットに接続していると、同時にナマの反応が返ってきて泥沼に嵌ります。なぜならそれはいきなり自分をさらけ出すことになるからです。敬語で武装してネットの海を泳いでいきましょう。特に弊社のお取引先の事業者様は、趣味で開いているブログではなくて、事業者用のサイトをブログで構築しているわけです。いわば表の顔を持っているのであり、そこでコメントの炎上なんか起きたら洒落になりませんよね。
原則2.自己を縛るような呪詛の言葉を避ける。
ブログなどで自己の心情を綴っていたりするとき、ネガティブなことを言葉にしてしまうと、その文言に縛られてしまう、ということです。まして第三者が観られる環境にあるブログについて、ネガティブな記載へのコメントやらメールやらが届いてしまうと、それは半ば承認された形になってしまうのです。
和歌では本歌取り、という手法があります。過去に引用される例文が多ければ多いほど意味を多重に読み込ませることができます。それが正のスパイラルなら問題はないのですが、負のスパイラルに意味づけをしていると、これまたドツボにはまることになります。
よって、ネガティブな内容については思っていても敢えては書かない、という抑制が必要なのです。
書かないだけで思っていれば同じなのでは・・・という考え方には反対です。言葉はいったん発せられると形を作り始めるからです。そのネガティブな思いを自分自身が忘れられなくなるのです。
原則3.匿名の意見に踊らされない。
ネット上では名前を公表しないで、情報の発信ができる。大きなメリットであり、同時に怖いデメリットでもあります。匿名になった途端、人は驚くほど無責任になれます。そんな顔の見えない特定の意見に脅される必要はありません。
現代においてネットなしでは商売が成り立ちません。全否定するのではなく、上手くつきあって行く方法、泳ぎ方を習得していきたいものですね。
インターネットを大きな海に喩えてみましょう。
そもそも海が嫌い。入ったこともない。
浜辺でなら遊んでたのしい。
磯のごつごつした岩場で魚を観察したい。
素潜りがしたい。
ダイビングがしたい。
クルーザーを持ってつりがしたい。
航海にでたい。
海に対する接し方は人により様々です。しかし、海自体に入るのが怖いから全然遊ばない、というのはつまらないじゃないですか。
航海に出る・・・までは難しいとしてもダイビングをして素敵な魚を観察するぐらいは射程距離です。
もちろん危険が伴います。
ですから、慎重に訓練・武装しつつ、ネットの海を堪能しましょう。
タグ:備忘録
日付:2009/06/19 00:46



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