kawara
ブログを構築するときのメリットのひとつに、「一件ごとの記事の反響を分析できる」ことが挙げられます。

これは通常の手書きHPと、ブログ記事が集まったHPの違いから導き出されます。

通常の手書きHPでは、ページはそれぞれのメニューごとになっています。つまり、メニューごとの分析ができるだけなのです。ページが別れていなかったら、分析のしようがありませんものね。

さて、一方のブログ。これは「小さく初めて、ちょっとずつ育てていく」という性格があります。

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小さく初めて、大きく育てるってどういうことなんでしょうか。

先日読み返した「海馬(糸井重里・池谷裕二著)」という本に次のようなことが書いてありました。要約します。



○「やる気」を生み出す脳の場所がある(側坐核)。
○その場所は、なかなか活動しない。
○その場所は、刺激がないと活動しない。
○つまり、一度始めるとやっている場所が自己興奮してきて、集中力が高まって気分が乗ってくる。
○だから、やる気がないときも実際に始めてみないとやる気は出てこない。
○これは、学術的に「作業興奮」と呼ばれて証明済み。

学術的には反証作業がまだまだ必要かと思いますが、経験則としては当てはまることが多いです。HP作りに当てはめると、こういうことです。

○きちんとしたものを最初から計画を立てて、きっちり作らないと恥ずかしい。すると、
○大きな仕事になるから、面倒だ。
○面倒だから、やる気がでない。
○やる気がないから、なにもしない。

ここで問題なのは、それほど最初からきちっとしたHPを作る必要があるのかどうか、ですね。最初から、きちんとしたサイトを作っておく必要のある方々もいます。体裁を整えてから発信したい、という方々です。

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でも、大まかな構想は作るにしても、細かいところは後から考えていきたい。ライブな情報を載せていきたい、と考える方が大半だと思います。この際パソコンにも強くなりたいし、今時情報の更新なんて簡単にできるんでしょ、という発想の方、正解です。

そこで自分でHPの更新がかけられる、ブログ(というシステム)の登場となるわけです。

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ブログ、というと「日記」なのか、と思いますよね。公開日記なのかと勘違いしてしまいます。
そんなかったるいものは書いていられない。日々の仕事が忙しいんだ、という方がいます。

その通りです。

ただでさえ忙しいのに、日記なんて書いていられないよ、ということです。

まずは、その誤解から解いていくところから、営業が始まります。

「ブログを書きましょう」と事業者の方々に勧めるのは、
「公開日記」をつけませんか、というのとは訳が違います。

HPを魅力あるものにするために、「ブログ」というシステムを利用して、自分の力でHPを育てていきませんか、というご提案なのです。

HPを育てる、といいました。
HPを育てる、という意味はどこから来るのでしょう。
ブログを書くことが、なぜ「育てる」ことにつながるのでしょうか。

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育てる。

つまり、種を植えて、木に育てる、というイメージなのです。文章を毎日少しずつ更新していくことで、気がついたら100も200も記事ができあり、HPが充実してきます。

興味のある人が閲覧してくれたら、読み切れないほどの情報を誇るHPとなっていたいですね。そのお店の最新の情報も拾いたいところです。サイトをみんなに観てもらえるようなものにするには、検索エンジンに強くなるようにしないといけません。

検索エンジンに強いサイトを自分で育てる、というイメージです。

検索エンジンに強いサイトをつくる要素はさまざまあり、詳しく書いていくと一冊の本になるくらいですし、実際そのような本が沢山あります。

しかし、いたずらに検索の結果として、サイトが上位に来さえすればいい、という問題でもありません。

あくまで、中身で勝負。リピーターをどれだけ確保するか、が商売の王道だと思います。特にサーチウィキなるものが出てきた以上、SEOのみの施術は意味がなくなりました。

例えば、このブログ型HP。続けているうちに記事が200を超えてきました。

短い文章でも、100本を書こうと思ったらツライです。でも毎日ちょっとずつと思えば、それほど苦にはなりません。まして、商売につながっていると思うと、やる気がでます。そのやる気を担保するのが、記事の分析です。

はやり自分の書いた記事が自己満足ではなく、どれだけの人に観てもらえているのか、読者は増えているのか、が気になりますよね。

それもできれば、アバウトに「どのページが」ではなく、「どの記事が」注目されているのか。それが分かると張り合いもでる、というものです。

ブログの分析は、一記事ごとできるのもメリットです。そして、もうひとつ重要なのは、カテゴリーのアクセスが把握できることです。

記事をどんどん書いていくうちに、カテゴリー分けがしたくなります。太ってきた記事内容をくくりたくなる、ということです。この記事も過去に少しずつ書いたものの集大成なのです。

どのカテゴリーが良く読まれているのか、
どの記事が読まれているのか、
が分かると、今後どのような記事を書いていっていいのかが、
おぼろげながら見えてきます。

※弊社の場合、会社概要が最もよく見られています。やっぱりどんな会社なのか気になるのでしょうか。

ブログといっても、完全に私的な日記ではありません。 世に向かって公開しているとすれば、対象としたい相手を想定しているはずです。

このブログでいったら、ビジネス向けのブログをやってみようかと思っている事業者様が対象になります)。

その対象者に向けてちょっとずつ反応を確かめるように記事を書いていくと(すなわち分析の結果を反映させていくと)、だんだんアクセス数が増えてきます。

リピーターがつく、といってもいい。このリピーターがつく、という部分が本当の意味でのSEOなのかも知れませんね。

リピーターをどうやって作るのか。リピーター、すなわち自分のサイトに何度も訪れてくれる人のことをいいます。単純に考えて、その発信している情報がおもしろければ訪れてくれますよね。

おもしろいってどういうことなんでしょうか。

個人が卓越した意見を持っていて、それを読んで楽しいと思ってもらえる人はそんなにいるわけがないですよね。私自身も意見を拝聴するために観るサイトはごくわずかです。

では、身近な人々にとって、ご近所の人々のサイトを見るよろこびとはなんでしょうか。知り合いのHPをもう一度訪れてみようとする、その動機はなんなのでしょうか。

お気に入りのお店なんだけど、普段からお店にいけないから、せめてパソコンでチェックする。

お店を気に入ったから、もう少しスタッフの人柄を知りたい。

どんな活動をしているのか、今の状況を知りたい。

こんなところでしょうか。

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オモシロイとはどういうことなのか。
一端話題はサッカーにとびます(でも最終的には「オモシロイ」とはなにかにたどり着きますのでご心配なく)。

趣味としてサッカーはしないのですが、A代表のサッカーはよくテレビで観てます。A代表クラスのサッカーの試合でおもしろいのはパスがまず上手いからですね。点が入って勝敗が決まる一見単純なスポーツなのですが、そこに至る過程は単純ではありません。パスが二三回続くだけで会場が盛り上がるのは、パスが美しいからです。

パスは人を興奮させるのです。

美しいパスが繋がったとき会場のボルテージがぐんぐん上がっていくのが分かります。 これは、ブログを書く上での記事内容にもいえることなのではないでしょうか。

我々は自分独自のオリジナルの意見なんてほとんど持っていません。

他人がしゃべったこと、新聞で読んだこと、書物で記憶に残っていること、これらが統合されてなんとなく口からついてでてくる言葉ばかりです。だって考えたら言語自体が自分より前に存在しているシステムな訳です。

結論からいいます。

オモシロイ記事とはよいパスの通った記事

なんじゃないでしょうか。お客さんとお話ししたこと、自分の周りで起こっていること、今日の天気、ニュースを読んでふと思ったこと。

「誰もが知っていること」を自分という身体を通してパスすること。これがオモシロイ記事になる。

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小さくHPを初めて見る→反響を見る→改めて記事の方向性を探る→分析してみる・・・

という過程を営業活動の一環として取り組んでみる。するとおぼろげながらでも少し先の未来が掴めます。

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日付:2009/08/22 22:20

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