44歳オジサン合気道家の容態【やっちまったなぁ(→古すぎ)経過報告】

2015年末日、曽我のFBは以下のように締めくくられました。

みなさんにとって2015年はどんな年になりましたか。
曽我は最後の最後に怪我をしてしまいました(←2015年12月27日)

子供と公園の遊具に乗っておにごっこで遊んでいて、「おーい、ここは砂が乗っていて滑るから、止めよう」の「う」の部分で私が足を滑らせ2メートル下の固い砂場に落下。右膝を強打して悶絶。しばらく歩けませんでした。

一日置いて膝の痛みが引かないので知り合いの鍼灸師に相談したところ、後十字靭帯損傷の可能性ありとの診断で整体の施術は中止。医療分野の検査領域、MRIなどが必要になるかも知れない、との判断です。ただいま年末で病院はどこもやっていないから絶対安静の正月を迎えようとしています。

一番ツライのはしばらく(1〜2ヶ月!?)合気道のフル稽古ができないだろうとの予感がしていることです。ただ考え方としては、一緒に遊んでいた娘とその友達にこの悪夢が降りかからなくてよかったことと曽我自身にしても、骨折などもっと酷い怪我を回避できたことが救いです。幸い後十字靭帯損傷では日常生活にそれほど支障はありません。歩行での散歩などは普通にできます。

身体が思うように動かないことで色んなシュミレーションを頭の中で巡らせてしまいます。あまりに一瞬の出来事だったので、いまだに怪我をしているのだという理解が頭で整理つかず、起床時に足を動かしてみてやはり痛みがあることを確認して暗澹たる気持ちになる。

「だが」「しかし」。

この状況でも出来ることはある。まずは現状を把握するために年明け整形外科を受けること。柔軟体操や痛みを伴わない運動は積極的に行うこと。仕事はITデザイン分野なので全く支障がないことが救いです(プロのスポーツ選手ってやっぱり大変だな〜)。

こんな具合で曽我の2016年の船出はややマイナスイメージから出発することになりそうです。こんな年もある。ただ顔は上を向いています。皆様にとっても2016年が希望膨らむものでありますことを!

曽我は正月明け2016年1月5日MRIをつくばメディカル病院にて撮影しました。膝部分MRI撮影で費用は保険料三割で5,700円。全体負担なら19,000円。1月6日レントゲン撮影と診察をしていただきました。

ドキドキの診断内容:

「MRIから分かる限りでは、後十字靭帯の損傷です。断裂はしていません。伸びているだけです。よって、手術などの必要はなく、そのまま経過観察。ただしサポーターを常時装着し、横揺れを防ぐこと。膝の痛みは約一ヶ月で引くでしょう。日常の生活は問題ない。合気道についてはサポーターを装着し立ち技のみ無理のない範囲で。痛みが引いた状態で合気道の座り技が完全にできるかどうかは不明。違和感が取れることはないだろう。逆に運動を全くしないのもダメ。身体を動かして筋肉をつける。体重も減らして膝の負担を少なく。」

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曽我の感想:

まぁ、思ったより軽傷と言うべきか。受け身重視の合気道なのでその辺の実技ができないのはツライが、指導自体には支障なし。デザイン会社の仕事は全く支障なし。むしろ立位では動き回る方が筋肉が付く。加えて体重を減らす工夫が必要。曽我は常時運動をしているので好きなものを食べる、という方針で44年間やってきましたが、身体の代謝も衰えているのだからそろそろこの方針を改めるべき。チョコを減らし、クッキーをなくし、ケーキは我慢するのだ。

かかった費用総額(医療費三割負担):

2016年1月4日 所見 1,930円
2016年1月5日 MRI撮影 5,700円
2016年1月5日 サポーター 6,800円 診察 890円
総合計 15,320円

蛇足:

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△結果に悄然。すねた顔。たしかに顔全体がむくんでおる。たるんでおる。これが現実。

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△まだ正月なのに梅園公園の梅の木は元気です。

例外的に暖かい冬の入り口に降りかかった一瞬の出来事。日常が大切で、合気道の技で一番遣えるのは「受け身」と言っていた齢44のオジサンは「ここぞ」の場面で受け身が取れず上記のような始末。幸か不幸か、2016年1月10日に去年の実績が認められ合気道5段をいただく予定。怪我を負っての認可。無念。そして精進を誓う。

2016.1.6