天命は完璧に決まっていて同時に自由
2009.8.12
モーニングに「バガボンド」という漫画が掲載されています。
言わずと知れた井上雄彦氏による宮本武蔵の物語です。
この漫画を立ち読みしていて「ついに来たか」と独り合点したことがありますので、まとめます。
以前内田樹先生のブログを読んでいたところ、井上雅彦さんと会う、という記事(5月22日)がありました。当然合気道の話になり、現代に生きている武道家達が何を考えているのか、という話題になったのだと思います。
ねじらない・ひねらない・前未来形で時間を先取りするなどなど、おそらく古の武術の叡智が語られたのだと推測していました。そこでお話されたことが、今後のバガボンドにきっと影響を及ぼすだろうと考えていたのです。
そして内田樹先生は、甲野善紀さんともお知り合いで、技に関するお話の中では甲野先生が体現されている部分がきっとお話に上がって居るんだろうと推測していました。
沢庵 宗彭が怪我をして再起不能になりつつある武蔵に向かって一言。
「いいか武蔵、天命は完璧に決まっていて同時に自由なんだ」。
びっくりしました。これは長年甲野先生がおっしゃっている人生観です。
甲野先生と井上先生との間にどんなやりとりがあったか全く知りませんが、今後の漫画の動向にとてつもないインパクトを与える台詞になると考えています。
また「偶然のチカラ」(植島啓司著)を読みました。
「いいことが目に見えてくると、それから「いいことの連鎖」が始まることになる。そのきっかけを見逃さないことだ。それがもっとも大きなポイントである」
これは村上春樹の「いいことはいつも小さい声で語られる」ということと似ています。バーの経営理論を述べるところですね。誰にでも分かる小さなことから始めていく、ということですね。
一人の人が言っているだけだとなんなくそうかな、と思いますが、二人目の人がいると認識が変わってきます。きっとそうなんだろうな、と。



はじめまして、
合気道に興味のあるおじさんです。(経験者じゃないですが。。。)
宮田君のジョルトですが、今回は外れると思います。あたっても、ダメージ少ないと思ってます。
あくまで私的な思いです。
宜しくお願いします。
かしゅうなっつ | 4:40 AM
かしゅうなっつ さん、はじめまして。
このコメントは今週のマガジンを読まずに投稿されてますか?だとしたらスゴイですね。
宮田君のジョルトは、スイッチされていたので渾身の一撃にはならなかったようですね。
今後板垣の時にみせたノイズが入ってリズムが段々崩されていき、宮田君の体力も削られていくと思います。
お父さんとしていたアッパー系の技がどの時点で活かされるのか。
宮田は自分のスタイルを見つけ出せるのか。興味は尽きません。
jubay | 8:28 PM
今週のマガジンみました。
やっぱり、外れましたね。
次のテーマは、左右スイッチで距離感を殺すでしょうね。
それで、体力がどんどん削られていき、最後にJOLTで辛勝かな~なんて、想像してます。
そんでもって、次はついに一歩戦
ここまで来てやらなければ作者は詐欺でしょう。(笑)
合気道ですが、やりたくて道場を探しているのです。
なかなか見つからないですね。
かしゅうなっつ | 1:16 AM
かしゅうなっつさん、コメントありがとうございます。
本日10月8日発売のマガジンです。宮田君にノイズが効いてきましたね。我々の予想通りですね。
距離感をつぶす。そこに現れるノイズ。
これっていったいなんなのでしょう。合気道の観点からも非常に気になる描写です。無拍子ってことかな。
道場は師範を選ぶのがとても重要です。「師範を探すだけで三年掛けてもいい」といいますものね。
では、どうやっていい師範とそうでない師範を見分けるのか・・・・。
soga | 9:31 PM
はじめまして。
甲野善紀先生と井上雄彦さんには『武術への招待』という対談があります。
(これは『武』という単行本を文庫化したものです)
記憶が定かでないのですが、その中で「運命の定不定」について語られていたような……。
すでにご存知で、余計な指摘でしたらお許しください。
風仙 | 7:38 AM
風仙さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
そうですか。やはり対談されていたんですね。
先日のモーニングでも、輪っかを自分で描き、この中に入ってくるものから、そのまま無抵抗で切られてもよいと思うほど人間ができちゃいねえ、と武蔵がつぶやいていますよね。
この辺の考え方は甲野先生の武道を始められたきっかけにも似ていて、とても今後の展開が楽しみになりました。
また、HPの方も拝見いたしました。時間のあるときにじっくり読みたいと思います。
dosanite | 1:16 PM