声をかけてもらってとてもうれしい
2009.10.17
思いがけず、自分の好みの子が隣に座っていたらうれしいですよね。クールに振る舞うのが難しいくらい眩しい笑顔の持ち主であれば、こちらも先に微笑んでしまうに限ります。
後からキャラクターってのはバレるものですから。
友好的な人物です。害はありませんよ、という意味をこめてにっこりと微笑み返す。
「えーと、すみません。なんておっしゃいました?」
照れもせず、
「こんなかわいらしい人が隣にいたなんで知らなかったな」と素直に認めてみる。彼女はそんなお世辞が分かったらしく
「そうですよ。私に目もくれないで読んでる本ってなんですか?」なんてお茶目に聞いてくる。テーブルを直し(もともとそれほど固くはないのだ)、落ち着いたところで話題は自然と読んでいる本へと移っていく。
知的な会話が花開くことほど人生のよろこびはない。外資系の金融機関でばりばり働く20後半の女性。職場は意外と近い。といっても、東京であればどこでも近いところであると言える。フライトの残り二時間くらいは興味深く楽しい会話で過ぎていく。別れ際の決め台詞。
「日本に戻ってきたら連絡してもいいかな?」
メールアドレスの交換をして、私はトランジットへ。彼女はアライバルへと抜けていく。
帰国したときに、彼女にメールをするだろうか。<続く>













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